ずいぶん時間がかかりましたが、マイクル・クライトン著のNEXTを読み終わりました。
遺伝子操作、組み換え、遺伝子導入など、ホンの近い将来に必ず起こりそうな(既におきている)できごとが次々とストーリーに組み込まれています。また、遺伝子自体が特許取得されている現代で必ず問題になってくるであろうことも書かれています。もちろん、ストーリーは展開が早く、面白いのですが、こんなことが近い将来に起きるのかと思うとなかなか暗い感じになります。
SFは、将来に起きるかもしれないことをストーリーにしますが、この本の内容は既に起きていること含まれていますし、近い将来に高い確率で起きそうなことが書かれています。というか、「こういうことが起きるんだろうなぁ」と思ってしまいます。
触らなくてもいいもの、触ってはいけないものってあると思います。