サッカー本の紹介
目次
作成:2020年6月9日更新:2020年6月11日
※まだ、サッカーの本にたどり着いてないです。。。
はじめに
数年前、息子が少年サッカーを始めました。とても楽しんでいるようで、某J下部のセレクションに合格し、さらに本格的にサッカーに取り組んでいるようです。
私自身は違うスポーツを楽しんできたので、サッカーに関しては初心者でした。息子が小学生のうちは体力的に負けるつもりはなかったので、休日に一緒にボールを蹴っていれば、父の威厳は保てるはずと思っていましたが、某J下部に入る頃には(4年生でしたが)、スキル的には全然敵わない感じになりました。体力も付きましたし。
私からはサッカーに関してアドバイスすることはありませんが、息子とスポーツに関して話すのは父としての夢ですし、サッカー自体の奥深さに興味を感じて、たくさんサッカーに関して勉強しました。息子も、一緒に好きなチームの試合を見ていると、最初は「ネイマールのドリブル、かっこいい!」的なことしか見えていませんでしたが、だんだんボール以外の部分で起きていることも見えるようになってきたみたいで、「攻めている時の、ブスケツの守備の準備がポジション良いよね」とか、「あの選手、反対見てなかったね」的なコメントを話してくれるようになり、勉強が楽しくなりました。
サッカー少年の父・母であれば、よく遭遇するシチュエーションに、コートサイドからの大声でのアドバイスがあります。「怒鳴るだけのざんねんコーチにならないためのオランダ式サッカー分析」という本があるくらいなので、コーチにもたくさんいますが、「走れー」や「球際!」くらいの残念なアドバイスはカッコ悪いです。「裏!」や「仕掛けろ」など、チームの戦術を理解していなかったり、子供達の力量にあっていないアドバイスも同じで、まわりで聞いていてカッコ悪いなぁと思います。サッカーが分かってくると、そういうカッコ悪いことはなくなりますし、そもそもコーチ以外がアドバイスすること自体が有害ということは、たくさんの育成本で出てきます。例えば、「JACPA 子どもがぐんぐん伸びるジュニアサッカー」とか。私は、試合前に「楽しんでね」くらいしか声をかけないですし、試合中はカッコ良いプレーに拍手するくらいです。
こういう感じなので、父がサッカーに関して勉強することは子供にとってメリットなさそうですが、たぶん、次の点で少しは価値があると思っています。
- どういうプレーをカッコいいと褒めるかで、子供のサッカーに対する価値観が変わる
- 基本的な身体の動かし方(コーディネーション)について、遊びの中で教えてあげられる
例えば、ゴールしか褒めないと、ゴール以外の有効なプレーを学ぶことがなくなります。良いポジション/体の向きを取り続けたり、良いトラップやターンなど、一見地味だけど大切なプレーを褒めることで、サッカーをより深く理解するようになります。こういうプレーは、サッカーを分かってないと褒めてあげられないプレーです。
また、サッカーだけしかできない子供は、すぐに行き詰まります。野球やバスケやスケボー、ボルダリングなど、いろいろなスポーツを一緒に遊ぶことで、小学生年代では最も大切なコーディネーションを高めることができます。楽しいですし。
前置きが長くなったのですが、サッカー本とは書いていますが、走り方やコーディネーショントレーニングなど、分野としては、サッカー以外の本もあります。
基本的な身体の動かし方
まずは、この本。私が子供の頃は、運動神経は生まれながらに決まっているものという認識でしたが、今は違います。運動神経とは何か、どうやったらトレーニングできるかが簡単に分かります。難しく考えず、身体を動かして遊べば良いんですけどね。親子で遊ぶときに、この本の動きを意識すると、子供の運動神経が自然と身に付きます。
次は基本的な走り方。DVD付きで分かりやすいです。当たり前ですが、秋本さんの走り方がカッコ良過ぎて、子供でも、正しい走り方が理解できるはずです。
これはおまけ。
スピード、アジリティ、クイックネスの能力を上げるために、本格的なSAQトレーニングを行うのは、クラブのトレーニングにお任せするとして、どういう動きが必要になるのか、という基本的なことは知っていたいものです。これは、DVD付きなので、分かりやすいですし、子供がのってくれば一緒に遊びでやっても良いと思います。あくまで遊びで。
SAQトレーニング [最新版]子どもからトップアスリートまであらゆるスポーツ競技者の能力を伸ばす
たくさんの事例が紹介されているのは、この本です。
続きます。