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世界を見る目が変わる50の事実、読了

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世界を見る目が変わる50の事実

世界を見る目が変わる50の事実

byジェシカ・ウィリアムズ

「世界を見る目が変わる50の事実」を読み終わりました。

先進国の国民は年間に7キロの食品添加物を食べている

自動車は毎分、2人を殺している

2040年に原油は枯渇するかもしれない

アメリカ人が捨てるプラスチック・ボトルは1時間に250万本。並べると、3週間で月に達する

英国で売られるニュージーランド産キウイは、その重量の5倍の温室効果ガスを排出している

などなど。環境問題から戦争、人権問題、UFOまで、いろいろな話が取り上げられています。ホント、自分の中の何かが変わっていくような内容です。この本の原題は”50 facts that should change the world”です。直訳すれば、「世界を変える50の事実」。かな?日本語のタイトルは、「世界を見る目が変わる50の事実」です。つまり、この50の事実を知ることで、世界が変わるってことです。世の中には環境問題、人権問題、貧困の問題、戦争、いろいろな問題があります。どれも大切な問題で、どれも簡単には解決できない問題です。でも、世の中の多くの人がその問題を知ることで、その問題は大きく改善に向かいます。「知ること」、そして「その知ったことを誰かと共有すること」って、とても重要なんだと思います。昔、学校の先生に「問題をよく読みなさい、問題の意味が理解できれば90%は解けたようなもの」って教わりました。大人になって、それが「問題設定の大切さ」と「誤認の恐ろしさ」だということが分かりました。世界にある問題を正しく設定し、そして真正面からその問題と対峙できれば、多くの問題は解決できるかもって思います。この本、大人の教科書として、多くの人に読んでいただきたいと思います。トリビア的ネタ帳としても、おもしろいですよ。ぜひ。

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