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シリアナ

by スティーブン・ギャガン

CIAのボブは、仕事から離れる決意をし、最後の任務を終えたと思った矢先、アラブ某国の王位継承者の暗殺の仕事を任される。ところがその国では、第1王位継承者が、大手石油企業との契約を打ち切ったため、第2王子を継承者にしようという案を王に囁く者がいた。その契約打ち切りのアイデアを第1王子に進めたのは、気鋭のエネルギー・アナリストのブライアン。しかし、王位継承権の争いの影で、ひとりの貧しい青年が、過激な教義にのめりこんでいき、命懸けである者を暗殺しようとしていた…。

正直、中東のことはあまり詳しくありません。ただ、石油に頼った生活をしている先進国の一人の人間としてもう少し石油について知らなければと思います。石油には大きな利権があります。その利権のためにどこぞの国は中東で戦争をし、またどこぞの国はその国にべったりと引っ付いています。すこしでも「石油フリー」になることが、平和をもたらし、環境問題を解決し、格差をなくすのでしょう。最後のシーンで、「The next world is the true life(来世こそ真の世界だ)」というセリフがあります。そんなことは、絶対にありません。良くても悪くても、現世が真の世界です。今を大切にすることこそ、全てのスタートです。

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