読書日記 2010-098[★★★★★]フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略
日本放送出版協会
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雑誌の特集からあやかり本まで、話題をさらった本です。「まちがっている」と「自明のことだ」のどちらかといわれると、歴史的な話以外は自明と感じる部分が多かったです。この感覚を持った人と持たない人が世界に半分ずついるこの世界ってチャンスが大きいですね。
ちなみに、iPhoneアプリで読んでみました。期間限定で無料でした。
雑誌の特集からあやかり本まで、話題をさらった本です。「まちがっている」と「自明のことだ」のどちらかといわれると、歴史的な話以外は自明と感じる部分が多かったです。この感覚を持った人と持たない人が世界に半分ずついるこの世界ってチャンスが大きいですね。
ちなみに、iPhoneアプリで読んでみました。期間限定で無料でした。
「資本主義の精神」を持ったものに経営を任せる。とても当たり前な結論でしたが、すごく納得の内容でした。この人に言われるから納得できるという内容です。結局は人ですね。
エピローグに結婚式にお酒を持ち込んだ元生徒に対して「先生」として規範を示したというエピソードがありました。この本を推薦された先生の前では持ち込みの酒は慎みましょう。。。
授業の参考文献にあげられていた本です。トリプルメディアとは、「消費者の心をオンにする広告(paid media)」「信頼や評判を得るソーシャルメディア(earned media)」「顧客と長く結びつく自社メディア(owned media)」の3つです。従来はマーケティングというとPaid Mediaが中心だったものを、ソーシャルメディア、自社メディアと結びつけてマーケティングしていきましょうという話です。デジタルネイティブの比率が大きくなればなるほどとても重要になっていく考え方です。この話は来年には流れが変わっていくものなので、感覚的に分かるデジタルネイティブの協力がどうしても必要です。
漠然とは知っていますが、知らなかったコンピテンシーについての勉強です。
できる人ならやっている「できる人の真似から始める」という方法を組織的に「教育・育成」「評価」「採用」「配置」の場面で使うための仕組みづくりです。大切なことは「仕事の定義」と「ハイパフォーマーの定義」。これが現場主義的にできないと形だけになってしまいそうです。人事の人が採用する方法というよりも、現場にいる人たちが現場で使ったら成果のでそうな方法だなぁと思います。正直、すべての役割には使い難いところがあると思いますが、本の中で紹介されていたような営業職などにはとても役立ちそうな方法論です。
「ジョン・P. コッターの企業変革力」に書かれた「企業変革のための8段階のプロセス」をより分かりやすく伝えるために書かれた寓話です。こういうツールまで使わないと、変化したくない人の心は動かないのだろうと思います。そして、決して自分自身がノンノンにならないようにしたいと思います。
「移動」と「コンテンツ」という切り口でプロ演に役立ちそうということで、Igarashi先生に紹介して頂いて読んだ本です。プロ演の参考文献としてはあげないつもりですが。
それにしても、本の中にでてくるパワーレンジャーやセーラームーンやポケモンなどのCool Japan系のコンテンツにぜんぜん興味が無いので、頭の中にすんなり入ってきませんでした。そして、地下鉄で読んでいる時、挿絵が恥ずかしいので集中がそれました。
ただ、久しぶりに経営学からちょっと離れた本を読んで頭の中の文化的な部分が満たされた気持ちになりました。特に言葉の選び方が経営学の人たちとは違いますね。
「企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続」に続き、やっと読み終わりました。主な内容は事業戦略(優位性をどう構築するか)に関するもので、具体的には「垂直統合」「コスト・リーダーシップ」「製品差別化」「柔軟性」「暗黙的談合」の内容を含みます。「コスト・リーダーシップ」「製品差別化」はポーター的な競争戦略、「柔軟性」はリアルオプション、「暗黙的談合」はゲーム理論と考えれば良いと思います。それぞれが詳細に書かれているので、なかなか読み応えがあります。というか、お腹いっぱいです。
先日、宮崎に自動車で行く予定があり、その間にオーディオブックで聞きました。今年話題になった本でドラッカーなので、気にはなっていたのですが、やっと読みました。素直に面白かったです。
QBSの授業「起業機会探索」でKinectを題材にした課題がでていますが、アイデアを膨らませるために最近話題になったビデオをまとめます。
普通のカメラは撮影した色を平面状に並べます。簡単にいうとKinectの特徴はその色を3次元空間に配置することができるということです。つまり奥行きを知ることができます。そこらへんを生かした応用技術に関するビデオです。最後のジョークは普通のWebカメラでもできそうですが。。。
左右斜め45度に置かれた Kinect の映像から合成した、本来は存在しない「正面カメラ」視点
似ているビデオ。
映画マイノリティレポートのシーンを模したユーザインターフェースを再現しています。
Minority Report-style Web Surfing with Kinect
In the science fiction movie Minority Report, Tom Cruise’s character was able to control a computer using a special glove.
DepthJS from Fluid Interfaces on Vimeo.
これもマイノリティレポート的。
正確にはKinectを使っていませんが、同様の研究成果から。おもちゃは楽しいけど、今回のレポートには禁じ手のような気がします。
動画:Kinect風カメラを研究するインテル RGB-Dプロジェクト、ARレゴなど披露
Kinect風カメラとプロジェクタを組み合わせて作られたOASIS(Object Aware Situated Interaction System)というシステムです。LEGOを使った実験では、LEGOの怪物を机に置くと、その形状と位置を認識して火を吐くエフェクトを重ね合わせたり、近くにLEGOの建物を置けば、その炎が広がったり。もうちょっと穏便な例はなかったのかと思わないでもありませんが、それでもこんなおもちゃで遊べる未来が羨しくなるはず。
おもちゃに似ていますが楽器という考え方もありそうです。
動画:Kinect でバーチャル・テルミン Therenect
Kinect ハックの新着は Martin Kaltenbrunner 氏のバーチャルテルミン「Therenect」
Therenect – Kinect Theremin from Martin Kaltenbrunner on Vimeo.
これはジョーク。
The computer searches for my manboobs and draws a bra or pasties on top.
Kinect Titty Tracker from Dan Wilcox on Vimeo.
こういうジョークはGeek以外には分かり難いですよね。。。
Kinectが発売から10日間で100万台を販売、年内500万台達成のペース
Microsoftは、Xbox 360の新型モーションセンサー「Kinect」が、全世界において発売から10日間で100万台を販売したと発表しました。年内に500万台という同社が発表していた販売目標を達成できるペースで売れているようです。
wiiに比べたらぜんぜん少ない数ですが、それ程少ない数ではなさそうです。
最後に応用分野のまとめページを見つけてしまいました。授業に向けたアイデアもここで紹介されている7つに集約されるかもしれません。私自身もこれ以外はまだ思いつかないです。
1. Health and medicine
2. Special needs children and adults
3. Exercise
4. Education
5. Participatory art
6. Advertising and e-commerce
7. Navigating the web / exploring digital spaces
心動かされるビデオだったのでシェア。
QBSに入学して「人間力」の大切さに再認識しました。もちろん入学前も人間力が大切なことは認識していましたし、QBSでは多くの経営理論を学び、論理的に考え、論理的に決断することの重要性を学びました。しかし、ゼミの指導教官とゼミ生、OBの影響が強いのかもしれませんが、やはり最も大切なことは「人間力」で、「人間力」がなければ決して成功できないことが心の底から分かりました。
経営者は1人の人間として、人(従業員、ビジネスパートナー、顧客)に働きかけ人を動かすことが最も大切な仕事です。そのとき、何をコアとして人を動かすのか。心の中に明確な「Why」を持っている人の言葉は強いなと感じます。「Why」を問うのは楽な仕事ではないですが、それこそが経営者の仕事の本質なのかもと思いました。
良いビデオなので是非。