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読書日記 2010-060[★★★★★]企業変革力

企業変革力
企業変革力

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ジョン・P. コッター
日経BP社
売り上げランキング: 7349
おすすめ度の平均: 4.5

4 リーダーシップ論
5 企業改革にはビジョンの共通理解が必要
5 企業変革は8つものステップを看破してこそ達成されるということを構造的に解明した珠玉の書
5 社会人たる者繰り返し読むべし
5 テキストとして十分すぎるほど重宝しました

チェンジマネジメントで有名なJ. コッターが提唱した企業変革のための8段階のプロセスの本です。
下の8段階で順番どおりにプロセスを進めるべきと提案されています。

1.企業内に十分な危機意識を生みだす
2.変革を推進する連帯チームを形成する
3.ビジョンと戦略をたてる
4.変革のためのビジョンを周知徹低する
5.変革に必要とされる広範な行動を喚起するために人材をエンパワーする
6.変革の勢いを維持するために短期的成果を挙げる
7.短期的成果を活かして、さらに数々の変革プロジェクトを成功させる
8.新しく形成された方法を企業文化に定着させ、より一層たしかなものにする

その中でも、2009年に「企業変革の核心 「このままでいい」をどう打ち破るか」が出版されるくらいなので、やはり1ステップの「危機意識」を見えるようにすることが、最も大切なんだろうなぁと感じます。危機意識が無いとその後のステップをいくら精密に作りあげてもだめですね。私も今年経験しました。。。

絶望感までいかない危機意識を常に企業内に作り続けることこそ、経営者の最も大切な手腕なのかもと思います。

読書日記 2010-059[★★★★☆]消費者行動論体系

消費者行動論体系
消費者行動論体系

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田中 洋
中央経済社
売り上げランキング: 14856
おすすめ度の平均: 5.0

5 マーケティング実務者も必見の一冊
5 消費者行動論の棚卸

消費者行動の基本概念と理論を体系的にまとめた待望のテキスト。米国の消費者心理学をベースに幅広い領域をカバーしながら解説。

ゼミの中で課題に上がった教科書です。消費者がどう思い、どう考え、どう買うのかが、心理学的な観点からまとめられています。随所に「あー、こういう風に考えたことある」とか「こういう時に買うなぁ」とか思い出しながら読みました。消費者行動をまとめて読み返したい時にかなり便利な本です。

読書日記 2010-058[★★★★★]ミッション・リーダーシップ―企業の持続的成長を図る

ミッション・リーダーシップ―企業の持続的成長を図る
ビル ジョージ
生産性出版
売り上げランキング: 58101
おすすめ度の平均: 5.0

5 人材をエンパワーしながら目標を達成したビル・ジョージ
5 新しいリーダーシップスタイル
4 リーダーや経営についての考察が実証的。
5 本物のリーダーシップに関する一考察

メドトロニック社前CEOビル・ジョージのリーダーに対するメッセージです。

序章の言葉。

われわれは新しいリーダーシップを必要としている。高度なインテグリティーを備え、永続する組織を築くことに貢献する本物のリーダーを求めている。さらにしっかりとした目的意識を備え、自己のコアの価値観に忠実なリーダーを待望している。また自社のすべてのステークホルダーのニーズに応える企業を築き上げる気概を備え、かつ社会に奉仕することの重要性をしっかり理解したリーダーを待ち望んでいる

随所に「本物のリーダーシップ(Authentic Leadership)」という言葉が出てきます。最初から本物のリーダーとして生まれてくる人はいません。ビル・ジョージですら、そうでなかったと回想しています。そして、たぶん最後までこんなリーダーに到達できる人はいないのでしょうが、リーダーを本気で目指し、本気でチャレンジする人に人は惹かれるのかなぁと感じました。

今後、何度も読み返す本になりそうです。モヤモヤがちょっとだけ晴れる本でした。

読書日記 2010-057[★★★☆☆]ちょいデキ!

ちょいデキ! (文春新書)
ちょいデキ! (文春新書)

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青野 慶久
文藝春秋
売り上げランキング: 3260
おすすめ度の平均: 4.0

3 考え方を変えるちょっとしたヒント集
3 やってみようか。ちょっとだけ。
4 難しいビジネス書のサブとして
4 ちょっと役立つTips集
4 めちゃ参考になるよ!

サイボーズ社長 青野氏の仕事術です。Tips的な内容でサラッと読めます。

こんな人と一緒に働けたら面白いのかなぁ。イヤ、結局自分だな。

読書日記 2010-056[★★★★☆]ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか

ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか
ケン・ブランチャード ジェシー・ストーナー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 8742
おすすめ度の平均: 4.0

3 ビジョンを、抽象的で身のないものと思っている人に
4 全速前進で突き進むために。
5 ビジョンを描く
5 求心力を高め、進むべきを道を明らかにする
4 生きていく根底を築く大事なもの

何をいまさら「ビジョン」と言われそうですが、悩んだときはここから見直すべきだと思ったので。「目的」「価値観」「未来のイメージ」を含んだビジョンを作りたいと思います。「価値観」は明確に分かるのですが、「未来のイメージ」がフラフラしてます。。。あー、情けない。

読書日記 2010-055[★★★★★]はじめの一歩を踏み出そう

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
マイケル・E. ガーバー
世界文化社
売り上げランキング: 1653
おすすめ度の平均: 4.5

5 起業をめざす人に「一度読んでみては?」と渡せる本。
5 スモールビジネスから起業しようと志す人は必ず読んで欲しい。
5 子供にもわかる起業術 !
5 内容が具体的で、鮮明にイメージできる
5 コンパクトでわかりやすく続編をよみたくなる

米・ビジネス誌「Inc.」が行った成長企業500社のCEOへのアンケートでは、ビジネス書No.1に選ばれた。アメリカの起業家たちに最も影響を与え続けているバイブル的な一冊。

すごく心を動かされました。内容のひとつひとつは「ベンチャ企業」を勉強をされている人には普通のことばかりだと思いますが、著者が勇気づけてくれるようにやさしく語りかけてくれます(そういう気持ちなだけ?)。

経営コンサルティングとして、25000社の企業(特にスモールビジネス)へアドバイスしてきたというのは伊達ではないです。良い本。

読書日記 2010-054[★★★★★]企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続

企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続
ジェイ・B・バーニー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 11654
おすすめ度の平均: 5.0

5 これは本物の役立つ本です
5 戦略論の体系的テキスト
5 英語版と日本語版の構成の違い
5 とにかくわかりやい。
5 参考書のようだ

「え、まだ読んでなかったの?」と言われるのを覚悟で。やっと読みました。

リソース・ベースト・ビューで有名なJay B. Barneyですが、この本は戦略論全体の本だと読んで始めて知りました(今さら。。。)。「基本編」と書かれている通り企業戦略の基本が書かれています。企業戦略の入門書(簡単に端折って書いている本)がたくさんありますが、下手な本を読むよりこの本を読んだほうがすっきり分かりやすいと思いました。何かを考えるときは、手に届くところにあると便利です。まるで「ラクダ本」みたいです(エンジニアにしか分からないネタ)。

学生生活もあと半年ちょっとですが、抑えとくべき本はきっちりと読んでいきたいと思います。

読書日記 2010-053[★★★★☆]費用対効果が23%アップする 刺さる広告—コミュニケーション最適化のマーケティング戦略

費用対効果が23%アップする 刺さる広告―コミュニケーション最適化のマーケティング戦略
レックス・ブリッグス グレッグ・スチュアート
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 24884
おすすめ度の平均: 4.0

5 アートの世界からサイエンスの世界へ
3 タイトルほど刺さらない
5 マーケティングの要点を突いた本である
4 当たり前
4 広告入門編に最適

KKD(勘と経験と度胸)がまかり通っていた(らしいです)マーケティングの世界で、4M(モチベーション、メッセージ、メディア、マキシマイズ)を科学的な手順で設定し、ROI(投資収益率)をあげるフレームを提示しています。さすがにベストセラーだけあって面白かったです。

これからのマーケティングにはエンジニアも必要になるのでは?、と思いました。

読書日記 2010-051,52[★★★★★]裸でも生きる1、2

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
山口 絵理子
講談社
売り上げランキング: 129
おすすめ度の平均: 4.5

4 1歩踏み出す勇気を教わりました。
5 すごい人!!!
5 開発途上国への援助、真の意義を知る!
5 前向きにぶつかる生き方が素晴らしい
4 とってもすごい人なんだけど、とても親しみを感じてしまう

裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)
山口 絵理子
講談社
売り上げランキング: 483
おすすめ度の平均: 4.5

1 自伝的なのろけ本?
5 私と重ねて
5 自分がどれだけ甘ったれか教えてくれた本。
5 元気づけられます。
5 生き方を教えられる書

MotherHouseのCEO山口絵理子さんの本。まさにアントレプレナーシップ。私にも出来る事がある!

読書日記 2010-048[★★★★☆]駅再生―スペースデザインの可能性

駅再生―スペースデザインの可能性
鹿島出版会
売り上げランキング: 14224
おすすめ度の平均: 5.0

5 ケーススタディとしての良書
5 次世代の駅つくり

駅の勉強第三弾。「駅って何?」を知りたくて読みました。大半は、駅の設計に関する内容だったので、そこらへんはさっと読みです。

面白いのは、1章の駅の定義に関するところと、3章のヨーロッパの駅事情と、最後のほうについている駅にまつわるキーワード80です。

定義は、構造的にはこういう風にまとめられるというのが、きちっと書かれていて良く分かりました。今まで漠然としていたので。よく分かったとことと言えば、ヨーロッパの駅が日本の駅と違うなぁと漠然と思っていたのですが、構造的な違いに由来することが分かりました。ヨーロッパの有名な駅(私が旅行中に利用した多くの駅)は「頭端式」といってそこで終点、行き止まりの駅です。フランクフルト中央駅みたいなイメージ。それに対して、博多駅など日本の多くの駅が「通過駅」です。そのため、ヨーロッパの駅は水平移動だけで済む駅内の移動が、日本では自由通路を渡る垂直移動が必要です。そのため、ヨーロッパの駅は土木的には単純な構造で建築的にこだわった建物を建てやすく、土木と建築が複雑に絡み合う日本の駅は建物以外にもこだわる必要があることが多いのだと思います。ちなみに、例外的に「頭端式」の日本の駅で有名なのが、上野駅。歴史的な背景もありますが、他の駅と比較して味わい深いイメージがあります。

ヨーロッパの駅事情では、次のキーワードがメモに残っています。①ホームの中に有名なレストラン「トランブルー(ブルートレイン)」のあるパリ・リヨン駅の事例、②2階部分は旅客ラウンジがあり(1等車の旅客はさらに独立したラウンジあり)、ビジネスセンターのあるフランクフルト中央駅の事例、③ドイツの駅の商業化の事例(駅改良計画に対して、投資家に投資を募り具現化させる。「駅インフラの株式化」。駅そのものを一種の商品として扱う)。①は駅を「流動空間から滞留空間」に変える事例として紹介されており、同様の例で巣鴨駅でコンコースの一部がラッシュを過ぎると休憩所になるケースが紹介されていました。駅の商業利用としては、日本の方が先行しており、ヨーロッパが日本に学ぶことが多いようです。

駅に関するキーワード80は単純に面白かったです。発想の種として。

あと、日本の鉄道が「地域分離方式」でヨーロッパは「上下分離方式」ということも知らなかったので「へー」と思いました。それ以外にも、グーパス(PUSH式の情報提供)、江ノ電ウェーブビジョン、中小企業活性化のための粋品小路、新橋駅のチップ制トイレなど知らなかったことがいろいろあって面白い本でした。写真がたくさんでイメージもわき易かったです。