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読書日記 2010-090[★★★★☆]企業戦略論【中】事業戦略編 競争優位の構築と持続

企業戦略論【中】事業戦略編 競争優位の構築と持続
ジェイ・B・バーニー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 7580

「企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続」に続き、やっと読み終わりました。主な内容は事業戦略(優位性をどう構築するか)に関するもので、具体的には「垂直統合」「コスト・リーダーシップ」「製品差別化」「柔軟性」「暗黙的談合」の内容を含みます。「コスト・リーダーシップ」「製品差別化」はポーター的な競争戦略、「柔軟性」はリアルオプション、「暗黙的談合」はゲーム理論と考えれば良いと思います。それぞれが詳細に書かれているので、なかなか読み応えがあります。というか、お腹いっぱいです。

読書日記 2010-089[★★★★☆]もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

先日、宮崎に自動車で行く予定があり、その間にオーディオブックで聞きました。今年話題になった本でドラッカーなので、気にはなっていたのですが、やっと読みました。素直に面白かったです。

読書日記 2010-088[★★★★★]考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
バーバラ ミント グロービスマネジメントインスティテュート
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 1224

以前、クリティカルシンキングを読んで、類似の本はもう良いかなぁと思って読んでいなかったのですが、本格的にプロ演の本分を書き始める前にぜひしっかり読んでおきたかった本です。読んで良かったです。読んだからすべてが完璧にできるとはぜんぜん思えませんが、論理的に考え、論理的に説明するための基本として、これからいつも手元に置き、何度も読みなおしていきたいと思います。

読書日記 2010-087[★★★★☆]すべては一杯のコーヒーから

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)
松田 公太
新潮社
売り上げランキング: 2130

タリーズコーヒージャパンの創業社長の松田公太さんの自伝。すごく元気のでる話。アントレプレナーシップです。政治家にはもったいないなぁと思うのは私だけかな。

読書日記 2010-086[★★★★☆]売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
アル ライズ ジャック トラウト
東急エージェンシー出版部
売り上げランキング: 1459

ジーニー本のJack Troutが1994年に書いた本。マーケティングの根底に流れる法則をまとめています。どれも、そうだよねという内容ばかりです。実践できるかどうかは難しいことではありますが。

一番手の法則、カテゴリーの法則、心の法則、知覚の法則、集中の法則、独占の法則、梯子の法則、二極分化の法則、対立の法則、分割の法則、遠近関係の法則、製品ライン拡張の法則、犠牲の法則、属性の法則、正直の法則、一撃の法則、予測不能の法則、成功の法則、失敗の法則、パブリシティの法則、成長促進の法則、財源の法則の22個です。

新たに消費者の心の中に認識されたセグメントに一番最初に入り込み、決してそこから遠くに離れない。そして、集中的に多くの財源を投入して消費者の知覚を維持するということです。

マーケティングとは商品の戦いではない。知覚の戦いなのである

は、その通りと思いました。

読書日記 2010-085[★★★★☆]ロジカル・ライティング

ロジカル・ライティング (BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING)
照屋 華子
東洋経済新報社
売り上げランキング: 5928

「ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル」の続編にあたる本。

そろそろプロ演も佳境に近づき、今まで考えたことや調査したことから、人に説明する文章を作り上げる段階になってきました。これまでもロジカルに文章を作り上げようと努力してきたつもりですが(Blogやtwitterは別!)、ちょっと長めの文章を書くので、再度基本をおさらいということで勉強。

「MECE」、「So what?」、「Why so?」でロジカルにストーリーを作り、それをひとつの文章にするために、どのような準備をしたり、読み始めの導入部分に含まれなければいけない内容のことや、日本語表現のことなど、勉強になりました。さて、チェックリストを使って自分が書いた内容を推敲していきたいと思います。

読書日記 2010-084[★★★☆☆]「うつ」からの社会復帰ガイド

「うつ」からの社会復帰ガイド (岩波アクティブ新書)
岩波書店
売り上げランキング: 29376

うつというわけではありません。ジェネラルマネージメントの一環ということで学習です。現代ではこういうのは基礎知識として身につけておかないと。

読書日記 2010-083[★★★★★]その数学が戦略を決める

その数学が戦略を決める (文春文庫)
イアン エアーズ
文藝春秋
売り上げランキング: 1081

Igarashi先生に紹介されて読んだ本です。合理的な意思決定を行うために、統計というツールがどのような力を与えてくれるかがまとめられています。特に、コンピュータの処理速度が向上し、データ集計の方法が多様化、高度化、大容量化してきた現代で、それ以前では考えられなかったレベルでの統計処理が行われ、その有用性が専門家の限界合理性を超えていることがまとめられています。

しかし、すべてが絶対計算にとってかわられると言っているわけではありません。もちろん。専門家の英知は、ひとつひとつ事象の対処に費やされるのではなく、分析のフレームを作り出すときにこそ生かされるべきだということです。つまり、

未来は直感と数字の両方を扱える人々のものだ

ということです。専門家の直感と絶対計算を行ききするという言葉で書かれていましたが、この感覚こそが現代の合理的な意思決定に欠かせない姿勢だと思いました。例えば、2つの変数の相関係数が1に近いといっても、その2つの変数にどのような因果関係があるのか、もしくは擬似相関しているだけなのかということは、専門家の直感でなければ簡単には説明してくれないでしょうから。

本の内容としては、特に8章の「直感と専門性の未来」というパートが必読です。

それにしても、こういう本を「面白いよ」と軽くお勧めしてくださる先生が身近にいるってことは本当にすばらしいことです。感謝。

読書日記 2010-082[★★★★★]言われた仕事はやるな!

言われた仕事はやるな! (朝日新書)
石黒 不二代
朝日新聞出版
売り上げランキング: 77447

Igarashi先生の講義「起業機会探索」は毎回様々な方をゲストでお迎えしてお話を伺うことができるQBSの名物授業ですが、12月17日は石黒不二代さんをお迎えします。とても楽しみなので本を先に読んでおきました。年末は忙しくなって読んでいる暇がなくなるかもしれなかったので。

IT関係のインタビュー記事などはいろいろなサイト(石黒不二代の「CIOは眠れない」とか)で拝見させて頂いておりますし、子育てをしながらキャリアを作ってきた人物として尊敬しています。

本ですが、一言でいうと「パワフル!」。今、自分が弱いなぁと感じている部分をグサッと突かれることがたくさん書かれていました。「言われた仕事」はやらないことにしたいと思います。

ルールの中でコミットした仕事に対して最高のパフォーマンスで実行する。プロフェッショナルということですね。講義でそのパワフルさを体感するのを楽しみにしています!

読書日記 2010-081[★★★★☆]生産財マーケティング

生産財マーケティング
生産財マーケティング

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高嶋 克義 南 知惠子
有斐閣
売り上げランキング: 147176

法人営業「力」を鍛える」に引続き、生産財のマーケティングに関する本です。「法人営業「力」を鍛える」が顧客に近い営業を主体とし、それを組み立てるマーケティング戦略も大切ですよ、という内容でしたが、この本はマーケティング戦略自体の話がメインです。

「営業体制の構築」、「取引関係を構築」、「依存関係を管理」、「潜在顧客を開拓」など、消費財のマーケティングではそれ程出てこない内容も多く触れられています。すごく納得した内容としては、消費財と生産財のマーケティングの違いが、①合目的性、②継続性、③相互依存性、④組織性が原因であるということでした。このために、通常のマーケティングとは違った目線が必要です。

勉強になりました。