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美味しい食事の罠―砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人、読了

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美味しい食事の罠―砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人

by 幕内 秀夫

最近の日本の食生活は、砂糖・油脂がのっているものが豊かさ・美味しいさの象徴とされるようになりました。しかし、その大量摂取によって、日本の病気にある特徴が出てきました。

現代の食事が「砂糖と油」漬けになっており、それをやめなければいけないという内容です。そのためには、カタカナ主食をやめて、普通の日本食を食べなさいという内容です。

私自身は、お米大好きでパンもパスタも時々しか食べません。
なので、あんまり改善すべき項目はありませんでした。
唯一夕食(夜食)が遅い時間に食べているというのが、だめな点でした。

といっても、こればっかりはなかなか変更できないのですよね、ふーむ。難しいことです。

日本人は「米」でしょう!

NEXT、読了

NEXT

by マイクル・クライトン

ずいぶん時間がかかりましたが、マイクル・クライトン著のNEXTを読み終わりました。

遺伝子操作、組み換え、遺伝子導入など、ホンの近い将来に必ず起こりそうな(既におきている)できごとが次々とストーリーに組み込まれています。また、遺伝子自体が特許取得されている現代で必ず問題になってくるであろうことも書かれています。もちろん、ストーリーは展開が早く、面白いのですが、こんなことが近い将来に起きるのかと思うとなかなか暗い感じになります。

SFは、将来に起きるかもしれないことをストーリーにしますが、この本の内容は既に起きていること含まれていますし、近い将来に高い確率で起きそうなことが書かれています。というか、「こういうことが起きるんだろうなぁ」と思ってしまいます。

触らなくてもいいもの、触ってはいけないものってあると思います。

子どもを選ばないことを選ぶ―いのちの現場から出生前診断を問う、読了

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子どもを選ばないことを選ぶ―いのちの現場から出生前診断を問う

by 大野 明子

親であれば、子の幸せを願います。どんな個性、障害を持っていても、子供を愛し、子供を守ります。「出生前診断によって、これから生まれてくる子供を選別しない」というのがこの本の主張です。子を持つ親として、たとえ障害を持っていてもその子を愛し、その子と幸せに生きていけると感じます。ただし、それは親の目線であって、当事者である子どもの目線ではありません。うーん、難しいです。個人的は、今後子供ができても「出生前診断」は必要ないなぁと思っているのですが。難しい問題ですね。

ワーキングプア―日本を蝕む病、を読む

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ワーキングプア―日本を蝕む病

by NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班

ネットカフェで寝泊りしながら日雇い労働を続ける若者。地方の商店街主。ダブルワークを抱えならが2人の子供を育てるシングルマザー。グローバル化の影響を受けた中小企業。年金をもらえない老人。家庭が崩壊した子供。こんな人々が登場します。誰しもこんな苦しい貧困を望んでいません。しかし、何かがきっかけで貧困に陥ります。そして、その貧困が世代を超えて固定化されていきます。僕には何かできることがあるような気がします。それにしても、既得権益団体筆頭のNHKがこの本をまとめると、何だかイヤミな感じがするのは僕だけでしょうか?

おいしいハンバーガーのこわい話、読了

おいしいハンバーガーのこわい話

by エリック シュローサー

基本的には、同著者の「ファストフードが世界を食いつくす」と同様の内容です。この本はティーンエイジャー向けに書かれています。これを読んでもなおマックに行くのであれば、誰にも止めることはできないでしょう。

下流喰い、読了

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下流喰い―消費者金融の実態

by 須田慎一郎

格差社会の暗部で、弱者が借金漬けにされている。デフレ経済下、大手消費者金融会社は低所得者層を貪り、肥大化してきた。いま、その甘い蜜を求めて大手銀行と外資企業が争奪戦を演じている。その一方で、多重債務に陥った利用者は、ヤミ金に全てを奪われた挙句、深い闇に沈められる…。貸し手と借り手の双方に生じている変化を分析し、金融業界と日本社会の地殻変動を克明に描いた渾身のノンフィクション。

「古い」考え方なのかもしれませんが、消費者金融でお金を借りたら「終わり」だと思っています。この本の作者もそう思っているでしょう。TVCMを始め、各種メディアに続々と登場し、信じられないような金利で金を貸す消費者金融(サラ金)。いつの世も、そこからお金を借りてしまった人の行きつく先は同じ場所です。いろんなところで語られていますが、この先、日本の「格差」はますます開いていくでしょう。そして、それが世代を超えて固定化していくでしょう。消費者金融は、固定化された「下流」から全てを奪い取り、地獄に落としていくシステムに見えます。無い袖を振ってはいけません。絶対に。

その日のまえに、読了

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その日のまえに

by 重松清

昨日までの暮らしが、明日からも続くはずだった。それを不意に断ち切る、愛するひとの死―。生と死と、幸せの意味を見つめる最新連作短編集。

まだ若い私には妻が先に逝ってしまうということが、全く実感がありません。ただ、そう想像するだけで胸がぐっと苦しくなります。いつかはどちらかが先に家族を残して逝きます。まだ、「その日」は遠いです。「その日」まで、しっかりと前に歩いて行きたいと思います。

半島を出よ、読了

半島を出よ

半島を出よ

by 村上龍

時間が出来たらまとめて読みたいと思って、ずいぶん長い間本棚に積んどかれた本です。結局、電車の中やちょっとした時間を利用して切れ切れに読みました。あー、面白かった。なんと言っても、物語が進行する場所がすごく身近なのです。表紙の中にわが家のマンションが写っているくらい身近です。福岡ドームは毎日目の前を通りますし、シーホークなんて結婚式したホテルです。北朝鮮のコマンドが最初に上陸した能古島の渡船場までは歩いて十数分です。設定された場所が全て目に浮かびます。この本を読んで「決断」と言うことを考え直しました。どのように行動するかを自分の頭で考え、決定し、成功しても失敗してもその責任を受け持つ。そういうことが「決断」ですね。