movie
映画「マザー・テレサ」、を見る
どんな困難にも負けず、人々の救済に力を注いだマザー・テレサの生涯を描いた、オリビア・ハッセー主演で贈る伝記ドラマ。
マザー・テレサ。強く、やさしく「the poorest of the poor」を愛した人物です。世界で最も尊敬される人物の一人で、僕も本当に尊敬する人物です。オリビア・ハッセーさんの演技がまた素晴らしくて、本当に感情移入してみることができました。DVDの特典映像で、オリビア・ハッセーさんのインタビューがあったのですが、「1日に1分でも他人のために行動することで、世界が変わる」とおっしゃってました。現代は本当に忙しい時代です。しかし、24時間の内1分だけでも、「利他」の心を持ちたいと思います。一生を「利他」の心の元に行動した人が、世の中にはいたのですから。
シリアナ、を見る
CIAのボブは、仕事から離れる決意をし、最後の任務を終えたと思った矢先、アラブ某国の王位継承者の暗殺の仕事を任される。ところがその国では、第1王位継承者が、大手石油企業との契約を打ち切ったため、第2王子を継承者にしようという案を王に囁く者がいた。その契約打ち切りのアイデアを第1王子に進めたのは、気鋭のエネルギー・アナリストのブライアン。しかし、王位継承権の争いの影で、ひとりの貧しい青年が、過激な教義にのめりこんでいき、命懸けである者を暗殺しようとしていた…。
正直、中東のことはあまり詳しくありません。ただ、石油に頼った生活をしている先進国の一人の人間としてもう少し石油について知らなければと思います。石油には大きな利権があります。その利権のためにどこぞの国は中東で戦争をし、またどこぞの国はその国にべったりと引っ付いています。すこしでも「石油フリー」になることが、平和をもたらし、環境問題を解決し、格差をなくすのでしょう。最後のシーンで、「The next world is the true life(来世こそ真の世界だ)」というセリフがあります。そんなことは、絶対にありません。良くても悪くても、現世が真の世界です。今を大切にすることこそ、全てのスタートです。
「天国の青い蝶」を見ました
末期の脳腫瘍に冒された少年の夢は、世界でいちばん美しい青い蝶ブルーモルフォに触れること。
そして、その少年の夢を叶えるべく、昆虫学者が力を貸します。若すぎる少年へ死が迫り、その現実を受け止めることが難しい母親の気持ちが痛いほど伝わってきます。映画の最初の方は、見ていて痛々しいシーンもあります。そして、中南米の自然の中で奇跡が起こります。ストーリーとしては使い古された展開ですが、これが真実に基づく話であると聞くと、生命の不思議を感じずにはいられません。ま、それにしても、映画の中で昆虫や動植物がたくさん出てきます。それら一匹一匹が、本当に美しいです。僕としては、ストーリーよりも、映像が美しくて感動しました。台風大接近です。雨が大量に降ってきました。台風の通り道のみなさん、気をつけましょう。