百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY
by 池澤 夏樹(寄稿)、アッバス・キアロスタミ(寄稿)、フリーマン・ダイソン(寄稿)、鄭義(寄稿)、クロード・レヴィ=ストロース(寄稿)
写真集です。目を背けたくなるような場面の連続です。環境破壊、大量生産大量消費、戦争、貧困。言葉では軽く感じるこれらのことが実際に目の前に現れます。これらの場面の先に何があるのでしょうか。想像してください。過去100年間は人口増加が加速し、人間の欲望が加速し、人間の科学技術が加速し、人間の愚かさも加速してしまった時間でした。次の100年間は違った未来を作りたいですね。そのためには自分たちが加担してしまった「愚行」を見つめる勇気が必要なのかもしれません。