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パパのネタ帖、読了

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パパのネタ帖

おおたとしまさ

「わかるなー」。
読んでる間中、「わかるなー」と繰り返していました。
いつもチェックしているサイトの一つに、『パパスイッチ』~パパのための育児ブログメディアがあります。
「パパのネタ帖」は、このサイトの一人のパパが書かれた本です。
プレゼントに応募したら当選してしまいました。
こういうプレゼントものにはほとんど応募しないのですが、このサイトが大好きなので、応援のつもりで申し込んだら当選していまいました。
ありがとうございます。

「バリバリ仕事して、しっかり稼いできてくれるけど、家には早く帰ってきてくれて、家事も育児も進んでやってくれる。自分のグチはもらさずに、ママのグチには何時間でもつきあってくれる。子どもとたっくさん遊んでくれるけど、ママへの愛情表現も欠かさない。ときにはビシッと叱ってくれるけど、ママのことは絶対に非難しない。適度におしゃれで、かっこいいけど、ママ以外の女性には見向きもしない……」

そんなパパにはなかなかなれないです。もちろん。
この本はこんなスーパーパパになる指南書ではなく、ひとつの家庭の大切なパパになるための指南書です。
世界中のあこがれのパパではなく、一人の子どものヒーローパパになリたい人にピッタリです。
普通のパパの普通の悩みがふんだんに書かれています。
「うんちっち!」警報。駄菓子屋さんで大人買い。奇跡のカブトムシ。二日酔い脱出マル秘作戦。などなど。
パパならある程度経験がありそうな内容ですよね。
ホント、楽しませてもらいました。
最高に面白かったところを紹介。

「パパ怒んないでよ〜!ワタシはちんぷんかんぷんなの!」

我が家でも最近もこういうことが良くあります。
大人でもなんでこんなこと言ってしまったんだっけと自分でも分からなくなることがありますが、子どもちょくちょくあります。
朝はみんな忙しいことは子どもも良く分かってるくせに、「なぜだか」ワガママを言ってしまう。
お腹満腹なのに、「なぜだか」おかわりをどうしても食べたいと言ってしまう。
ホントは欲しくもないのに、「なぜだか」買ってと言ってしまう。

ワガママを「かなえてしまう」ことと「ただ聞いてあげる」ことは違う。その微妙な違いが子育ての、いや、人生のキモのような気がする。

この言葉は、すっと納得できました。
一般に、男は「行動し、解決する」ことに頑張ってしまいますが、「ただ聞いてあげる」ことこそ本当に大切な時ってあります。
これからは子どもが「ちんぷんかんぷん」な時は、「どうしたいの!」と怒るのではなく、じっくりと「そうなんだね」と相槌をうってあげ、時には、黙って抱っこしてあげることが大切なんだと思いました。
すべてのパパにオススメです。

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