変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識
by 岩村暢子(著)
1960年以降生まれの主婦を対象とした家庭の食卓調査の結果をまとめ、今の「食」について考察しています。この本を読み進めていくうち、最初は「まさか」と思いました。でも、友人や知人の言動を思い出してみて「そうなのか」と思いました。この本に書かれた「食」が普通なのです。さらに、自分の中にも、思い当たるところがあるのを発見しました。「食」は宗教ではありませんから、「食」だけを考え、「食」以外のものをすべて犠牲にする生活はありえません。しかし、いくら価値観が多様化したからといっても、「食」だけは大切な価値があり続ける必要があると思っています。あなたの家では、どんなものを食べていますか。