コンフリクトダイヤモンドの話です。コンフリクトダイヤモンドやキンバリープロセスという言葉自体は、聞いたことがありましたが、映画を見てよく分かりました。我々先進国の人間が欲しがるダイヤモンド。そのお金が武器にかわり、紛争地に届くとしたら、先進国の人間が戦争の後押しをしているとはいえないでしょうか。もちろんそんな気はないのです。ただそんな気があろうとなかろうと、ダイヤと引き換えに武器が届くのです。「ダーウィンの悪夢」を見たときも考えましたが、世界はとても狭くなっています。我々がショッピングモールで気軽にした買い物が、地球の反対側の戦争に油を注いでいるかもしれません。「そんな気はなかった」「そんなつもりはなかった」と言うのは簡単です。ただ先進国の人間は、「知る」ということで世界を大きく変えることができます。知って、世界を変えましょう。
See change. And be a part of it. (ゴア)