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読書日記 2010-044[★★★☆☆]ハワード・ヒューズ

ハワード・ヒューズ (ハヤカワ文庫NF)
ジョン・キーツ
早川書房
売り上げランキング: 50779
おすすめ度の平均: 3.5

5 米国の夢は冒険家のヒーロー社長
3 「アビエイター」のような話は期待しないほうがいい
3 読者の立場によって評価が異なる書
3 前半の世界一周飛行のあたりが面白かった
4 楽しく読めます

サンダースと比較する形でハワードヒューズの人生を読みました。以前、映画「アビエイター」を見たことがあったのですが、それをかなり詳細にしたという感じでした。あとがきに書いていましたが、事実関係が違うことや大きなできごとで紹介されていないことはそれほどないと思うので、映画で十分かもと思います。

映画を見たときも思ったのですが、アメリカンヒーローとして語られることの多いヒューズですが、どうしても感情移入できません。たぶん、①最初からリッチ、②まわりの人を振り回しすぎ(彼なりの愛情表現もあったようですが)というのが原因だと思います。どうしても、「好き勝手しただけ」と感じてしまいます。たしかに、あれだけのスケールで好き勝手できた人はいませんが。

もっと「大きなスケール」で考え、行動するようにしなければ。

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