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まず、エコしてみること

量より質の時代

現代は、量より質の時代です。多くの人が頭の中ではそう思っているでしょう。そして、モノをたくさん持っていたり、値段の高いモノを手に入れることと、幸せになることが必ずしも一致しないということも多くの人は頭の中では分かっているでしょう。

量より質の時代って、本当に感じていますか

でも、現実問題、本当にそう感じていますか。燃費が悪くて二酸化炭素をたくさん出すと分かっていても、大きくて高級な自動車が、良いなぁと感じませんか。同じニンニクがスーパーの棚に並んでいるとき、どんな農薬を使っているか分からないと感じつつも、安いという理由で外国から輸入したニンニクを選びませんか。ちなみに、中国産のニンニクってすごく安いですよね。そしてどの季節にも同じ値段です。そういうのって、ヘンだと思います。僕たちは、ある考えや気持ちや信念というものを持って行動します。僕は、エコロジストでありたいという気持ち(環境問題は大切な問題であるという強い認識)を持っています。そして、その心をベースに持ってエコライフをおくっています。でも、世の中には「環境問題なんてまったく関係ない」と思って生活している人もたくさんいます。環境問題は大切だとちょっと感じているけど、自分が行動するほどでもない、と思っている人まで合わせたら、99パーセントでしょう。

まず、エコしてみること

僕はそういう人に「まず、エコしてみること」を勧めるときがあります。その人の善良なる心に訴えて、エコしてと勧めるのではなく、まず、とりあえず、何でも良いからエコしてみてと勧めるのです。ゴミが減るからとか、資源の節約になるからとか、ぜんぜん気にしなくて良いから、エコバッグを使ってみてと勧めます。そして、エコバッグを何度か使ってみて自分がどう感じるかを試してもらいます。交通渋滞が無くなるからとか、自動車が排出する二酸化炭素が減るとか、ぜんぜん気にしなくて良いから、自転車に乗ってみてと勧めます。そして、自転車の上から何が見えるかを試してもらいます。ゴミの総量の??パーセントがペットボトルゴミですとか、ぜんぜん気にしなくて良いから、水筒を持ち歩いてみてと勧めます。そして、自分が朝入れたお茶はどんな味か試してもらいます。

もしかしたら、エコってイイかも!

もしかしたら、案外、今までより快適かもしれません。「エコロジストでいこう」なんて、題にしていろいろ文章書いていますが、エコロジストであることが僕にとっていい気分でなかったら、こんなに時間かけてみんなに勧めたりしませんよ。エコするということは、本質的に何か気分の良いものだと思うのです。だから「まず、エコ」してみて、何を感じるか試してみませんか。この文章を読んでいる方々は、もう既にエコロジストです。少なくとも、環境問題に関心を持ち、何らかの行動を行っている(もしくは行いたいと思っている)方々です。だから、ここに書かれたやり方は、あんまり意味がないかもしれません。だって、既にエコでありたいという考えや気持ちを持っているからです。後は、それに従って行動してください。

エコを拡げる

ここで書いたやり方が本当に有効なのは、エコでありたいという考えや気持ちを持っていない人々です。もし、自分の大切な友人に環境問題に関心を持ってもらいたいと感じるときは、こんなやり方もあるかも、と思い出してもらえばうれしいです。

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